Salesforce認定資格過去問

認定アドミニストレーター 問題集・過去問 第74問

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問題

AWコンピュータ社では各部門ごとに必要な権限が異なりますが、各部門のディレクターは共通していくつかの権限を必要としています。
現在、各ディレクターに複数の権限セットを割り当てて対応をしていますが、割り当て対象の権限セットの数が増えてきたため、管理が煩雑になっています。

この問題を解決するために最も適切な方法はどれですか?

A ディレクター専用のプロファイルを1つ作成して、すべてのディレクターに割り当てる
B 現在割り当てている権限セットを権限セットグループとしてまとめた上で、各ディレクターに権限セットグループを割り当てる
C 部門ごとにミュート権限セットを作成して割り当てる
D 割り当てルールを作成して自動的に権限を割り当てる

解答

B 現在割り当てている権限セットを権限セットグループとしてまとめた上で、各ディレクターに権限セットグループを割り当てる (信頼度100%)

解説

この問題はBが正解です。

今回の問題文は、以下のイメージです。


各権限セットは、パーツとして用意しておき、それらのパーツを組み合わせて各部門のディレクター用の権限セットグループを作成します。

このようにすることで、各ディレクターに割り当てている権限が管理しやすくなります。
※必要な権限を追加したくなったら、権限セットグループに権限セットを追加すればOKですし、権限を外したくなったら、権限セットグループに権限セットを外せばOKになる。

よって、Bが正解です。


Aは、プロファイルが1つだと全ての部門ディレクターが同じ権限になるため不適です。
※各部門ディレクターでプロファイルを作成するなら正解になりえます。
Cは、ミュート権限セットというのは存在しないため不適です。
Dは、権限の割り当てを自動にしても管理の煩雑さが解消されないため不適です。

ちなみにですが、
プロファイルとか権限セット(権限セットグループではなく)を各部門ディレクターで作成すれば良いのでは?と思った方もいるかもしれません。
※マーケティングディレクター用プロファイル、セールスディレクター用プロファイル等
※または、マーケティングディレクター用権限セット、セールスディレクター用権限セット

この考え方も正解となります。問題文にある管理の煩雑性を一定解消できます。
・権限セットグループの方が優位とされる理由は以下です。
ⅰどの権限が割り当たっているのか見やすく、権限の付け外しが簡単
ⅱユーザー毎に権限をアレンジしやすい

ⅰは付与する権限がパーツのようになっているため、権限セットの付け外しで制御することが可能です。また、パーツを使いまわすことができます。
※写真の①リード編集権限や④商談すべての変更権限などは使いまわしています。

権限がパーツのようになっているため、付け外しが簡単で権限セットの中身をメンテナンスすることも容易になります。


ⅱは、権限セットの特徴としてユーザー毎に付与できることから、権限セットグループ+権限セットのような組合せ方も可能です。
プロファイルだと割り当てているユーザー全員に影響が出てしまいます。また、権限セットグループを使わないと問題文のように管理が煩雑になります。

実務では、プロファイルや権限セットや権限セットグループを上手く活用できると◎です。

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