問題
Universal Containers には、商談のプライベート共有モデルがあり、基準ベースの共有ルールにより、商談チームを使用します。Universal Containers の営業担当者が退職し、そのユーザーレコードが非アクティブ化されます。
営業担当者は後で再雇用され、管理者は古いユーザーレコードを有効にします。ユーザーは同じデフォルトの商談チームに追加されますが、会社を辞める前にユーザーが取り組んでいたレコードを記録できなくなります。
考えられる原因は何ですか？
A 商談レコードのステージが不成立に変更されました
B ユーザーが非アクティブ化されたときに権限セットが削除されました
C 商談レコードのレコードタイプが変更されました
D レコードは手動でユーザーと共有されました
解答
D レコードは手動でユーザーと共有されました (信頼度100%)
解説
この問題はDが正解です。
・以下のヘルプページにあるように、共有ルールは有効ユーザーと無効ユーザーに適用されます。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.security_sharing_rule_considerations.htm&type=5
■実際に設定して確認しました
・まずは、商談を以下のように共有してみました。それぞれの設定で閲覧できる商談は以下の通りです。
この状態でユーザーを無効化して再度有効化します。
まず、削除時にメッセージが表示されます。その後、対応方法を決定します。
※問題文では商談チームから削除していないはずです。
ユーザーを有効化して一覧を表示すると以下の通り、2つのレコードしか表示されません。
※手動で共有されたレコードが見えなくなっています。
Aは、間違いではないですが共有ルールを「不成立」以外で設定している場合です。ですが、この場合は、ユーザーを再度有効化したことに起因せず全ユーザーが対象なので不適と言えます。
Bは、ユーザーを無効化しても権限セットが外れないため不適です。
Cは、Aと同じ理由で不適と言えます。
コメント 匿名ですので、お気軽にコメントいただけると嬉しいです！！