問題
AWコンピュータ社では取引先の共有モデルを「非公開」に設定しており、取引先階層を構成しています。自分が所有する取引先のすべての子取引先を参照できる必要があります。
この要件を満たすためのソリユーションを1つ選択してください。
A 子取引先へのアクセス権を手動で追加する
B 親取引先のアクセス権があれば、子取引先レコードにアクセスできる
C [階層を使用したアクセス許可]を有効にする
D 共有ルールにて取引先階層を条件とした共有を設定する
解答
A 子取引先へのアクセス権を手動で追加する (信頼度100%)
解説
この問題はAが正解です。
今回は、2つのユーザーを作成していて、取引先の設定状況は以下の通りです。
Test1ユーザーでログインして取引先を開きます。
以下のように、子取引先や孫取引先は閲覧することができません。
よって、子取引先へのアクセス権を手動で共有する必要がありますのでAが正解です。
Bは、デモしたように子取引先にアクセス権が継承されないため不適です。
Cは、[階層を使用したアクセス許可]を有効にしてもロール階層に依存するため、問題文からロールに関する記述がないので不適と言えます。
Dは、共有ルールにて取引先階層を条件とした設定ができないため不適です。
ちなみに、コメントで暗黙的な共有についてご質問いただきました。
本問題では、暗黙的な共有とは関係ありませんでした。
以下に暗黙的な共有について紹介されています!
https://www.youtube.com/watch?v=6VVZ5axt9vs&t=1975s
親取引先の所有者の子レコードへのアクセス権は、ロール権限によって制御可能でした。
※またデフォルトでは、取引先の所有者を変更すると、自動的に商談の所有者も変更されました。
コメント 匿名ですので、お気軽にコメントいただけると嬉しいです!!
「暗黙的な共有」に書かれている提供される権利「親取引先の所有者の子レコードへのアクセス権」とは違うのでしょうか。異なる場合、この暗黙的な共有はどのようなケースで使われるのでしょうか。
おすしさん
コメントありがとうございます。
調査した結果、本問題は暗黙的な共有とは異なりました。
以下が暗黙的な共有について紹介されています!
https://www.youtube.com/watch?v=6VVZ5axt9vs&t=1975s
親取引先の所有者の子レコードへのアクセス権は、ロール権限によって制御可能でした。
※またデフォルトでは、取引先の所有者を変更すると、自動的に商談の所有者も変更されました。
不明点などございましたら、追加でご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。